今日に於いて、テレビ・新聞等で事件や事故のニュースが溢れています。それに巻き込まれた人達や、残されし家族の事を思うといつも心が痛み、神宮として神様に祈りながら助けてやれないものかと思います。
さて、前回も申し上げたと思いますが神宮には本務社と兼務社があります。神宮が宮司職として毎日のお勤めとしている神社を本務社と申し、年に一、二度参向する神社を兼務社と申して神職が常任していない神社が数多くあります。どの神社に於いても本務社には月並祭と言って月に一度祭礼を執行されますが、兼務社の場合は、毎年一、二度の祭礼のみで中には社の扉すら開かれずお賽銭も郵便受けのような始末。それでは御鎮座されておる神様もお嘆きではないでしょうか。
平成十九年も終わりに近づき、二十年も間もなくです。御鎮座されておる神様に神職や総代・氏子等共に月並祭なる祭りを執行される処に氏神の喜びを頂けるものです。故に氏子等に啓蒙を促し、その地域の発展を疑う予知が無い事、その見返りは必ず氏子等に返ってくるものなのです。当社は単立神社で月並祭は基より先祖、水児の御祭も欠かさず執り行っております。この事により御祭神が大変お喜びになり氏子崇敬者が神様のお働きを頂戴出来るのです。
今問題視されております上郷開発に於いて渦中の中、よく「神社さんはこの開発に賛成か反対か」と聞かれます。その答えは神のみが御存知であるとしか答えようがありません。元に戻りますが、人々等の心がねじ曲がり、他人に対して信頼感がない現在、何故この様な心に陥ったのが疑問です。
道を歩いても挨拶が出来ない人が多く、自転車に於いてもベルを鳴らしてのみ通っていく人等、誠に悲しい事であります。今一度昔の様に向かう三軒両隣と言われる近所付き合いが出来れば現在起きておる悲惨な事件が少なくなって来るのではないでしょうか。神を拝し先祖を敬い、両親に感謝する事を思い出そうではありませんか。神様は必ずすぐそばで貴方々をお守りされております。事件や事故に巻き込まれない運命を頂くには日々太陽神に向かって感謝しながら過ごす事の尊さを感じて頂きたいものです。  

平成十九年十二月十六日