反省とか感謝と言う言葉を軽々しく発する事ではなく、そこには言霊が入ってこなければ何も通じることではない。言霊は心に留め聴(き)く者等に助け与へ給う道標(しるべ)の基礎(もと)として教え戴(いただ)けるものであり、これから多くの難関が身に注がれて来るであろうが、誠の心と神の教えを今一度思い出してゆかねばならぬ。それ故にその者の心根を受けとめてゆくであろう。それが反省感謝と言う言葉になり軽々しく発するべきことでもなく心を通した時、誠の神の居ることを知る、どの様な事が起ころうと助け導くものである。
生きる為には金品がいるのは当たり前。しかし、そのような言葉を発することではない。心する者には助け導いておる!
これからどの様な事が起ころうともお守りを身に付けよ。身につける事により良かったと思われる事が反省と感謝の言葉となって理解されるであろう。
○人間は人と人との支え合い 喜びも悲しみも分ち合う心失わず
先人(まめびと)の教え忘るるなかれ されば日の本の昔(いにし)へより
伝えられし豊かなる心 子孫(みらい)に残し導き給うなり
○日の本の国民(たみ)は負心(ふのこころ)を試練と受けとめ 悲しさの中にささげし人柱 神々の祈り与へ給う復興(もと)の姿に立ち向うなり
人間として忘れられた言葉を今一度甦(よみがえ)らせなければならない。復興とは日本人の心を取り戻す事である。
日本人が今日迄忘れていた優しい心。人を思いやる心を取り戻す為の試練として受けとめてゆかねばならない。我々は運命、天命という命を授(さず)かっており、その命を全うする道で一生懸命に日々働かせて頂いている。事故や事件に遭遇する時、よく聞く言葉で「天罰」「粛清」を見聞きする(不都合な時にこういう言葉をよく聞く)大自然(神)は我々に試練を与へても天罰を与える事はない。今回の東日本大震災にて悲しさや思いもよらぬ事故に目をおおうばかりである。私(宮司)も一日も早く復興される事を神前に額いて祈願させて頂きおる次第でございます。
テレビ、コマーシャルの中に
心は見えないが心使いは見える
思いは見えないが思いやりは見える
誠に一人一人がその様な気持になって取り組んでほしいと思う。
しかし、日本人は熱しやすく冷めやすい。すぐに忘れてしまう事なく後世の為に今一度昔の心を取り戻さねばならない。
神曰(いわ)く、国民(たみ)を困らせるのではなく全(すべ)て反省と感謝の心を持って受けとめてゆくこと。

平成二十三年三月二十六日