年頭に当り

年頭に当り聖寿万歳と皇室の弥栄をお祈り申し上げます。昨年秋には皇室として四十一年ぶりに秋篠宮家に親王殿下がご誕生あそばされた事は皇室のみならず国民共に均しくお慶び申し上げたいと思います。昨年は大変な事件、事故等に依り日本はこれからどうなるだろうかと思われた方はいらしゃるのではないでしょうか?
子供が生まれたときは両親が最初の教師で社会に通じるように育てていかねばなりません。しかし何事も与えすぎは根腐れを生じ社会に通ずる事無く、自分勝手な人間が出来上がって参ります。人間生活の中で喜びを与える事を知らない人は決して心身共に幸福(しあわせ)に成れないと思います。感謝する事自体はもちろんの事他人にも感謝する心をもたねば成りません。その事を知るには親が心にゆとりを持った時、子供達の心にもゆとりが生じて来るのではないでしょうか?
ゆとりの心を持つ事は中々難しいものですが、食卓にて一日一日の事柄を家族で話し合う一刻(ひととき)を持つ事が大切ではないかと思われます。今年こそはと氏神様に決意を誓われた氏子崇敬者の皆様方が神様より恩恵を授かり家庭に於いて一人一人が明るく力強い生活をもたれる様御祈念申し上げます。
私は神職を天職として生きの限りまっとう出来る事の喜びを感じております。