神道での一般的な参拝作法、思金神社でのご祈祷、玉串奉奠などをご紹介いたします。
どなたさまもご参拝・お申し込みいただけます。
■ 神社での参拝の仕方 ■
1●鳥居の前で一礼します。
鳥居は、御神域の入口を示す結界であり、御神域全体の神様や精霊と交流ができる「屋根のないお宮」です。鳥居をくぐる時に参拝の神事は始まっています。
2●参道を通ります。
思金神社では、鳥居をくぐると願いが叶う石段がございます。願いを心に思いながら、84段をお気をつけてお上りください。
3●手と口を清めます。
手水舎で手水を使うのは、「禊ぎの儀式」を簡略化したものです。神道でもっとも大切とされているのは「穢れを祓う」こと。穢れとは「気枯れ」であり、気力が枯れている状態のことです。水の御神霊で穢れを清めてもらいます。
1 | 手水舎で軽くお辞儀をし、右手で柄杓を取って水を汲み、左手に水をかけて新しいエネルギーを注ぎます。 |
2 | 次に左手で柄杓を取り、水を汲んで右手にかけ、古いエネルギーを流します。 |
3 | 再び右手で柄杓を取り、左手に水を取って口に含み、言霊を発する口をすすぎ清めます。 |
4 | 柄杓を立てて残った水で柄杓本体をすすぎ、柄杓をもとに戻します。 |
4●本殿参拝します。
神前に立ち、背筋を伸ばして軽くおじぎをして「二拝二拍手一礼」をします。神社では、拍手は音霊とされ、高く響いたほうがいいとされています。 左手は「火=ヒ」で「神」を表し、右手は「水=ミ」で身を表し、手を合わせることは、神と身を合わせるという意味があります。
二 拝 | 両手を膝の上に当て、天の恵みと地の恵みに感謝し、90度のお辞儀を2回します。 |
二拍手 | 両手のひらを左右に開き、心臓のリズムに合わせて大きな拍手を2回します。 |
一 拝 | 両手をももに戻して一回、感謝のお辞儀をします。 |
ご祈祷のご案内
ご祈祷には社殿で行う「社殿参拝」と、神主が現地に赴き土地や建物などをお祓いする「出張祈祷」がございます。
ご祈祷は願いを祈り捧げることで神様のご加護をいただける神事であり、もっとも丁寧な参拝方法といわれています。感謝と敬いの気持ちをもって、心を込めてご祈祷に臨まれてください。
ご祈祷の内容は、人生儀礼や年中行事など、多種多様なものです。
合格祈願、開運招福、厄除け、方位除け、商売繁盛、家内安全など、さまざまなご祈祷をお受けしておりますので、ご遠慮無くご事情をご相談ください。
※新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、当面の間、事前予約制とさせて頂きます。
※祭事の日はお受けできません。祭事日程をご確認の上、ご希望の日時をご相談下さい。
社殿祈祷
玉串料
10,000円・30,000円・50,000円・100,000円
安産 | 妊娠5ヶ月目の戌の日に赤ちゃんの無事出産を祈ります。 |
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初宮参り | 生後初めて氏神様に参拝して健康で成長することを祈ります。 |
命名奉告 | 子供の命名を行いお披露目をします。 |
七五三詣 | 男の子が3歳・5歳、女の子が3歳・7歳になると子供の無事な発育を喜び、なお一層の成長を願います。 |
学業成就 | 学業成就を願います。 |
合格祈願 | 小学校・中学校・高校・大学などの受験、また就職試験や資格試験の合格 を祈ります。 |
厄除け | 古くから言われる厄難の多い年を無事に過ごす事が出来るように祈願します。 |
歳祝い | 自分の生まれた(干支)が61年目に再び巡って来ること「還暦」といいます。還暦からは祝年といいます。今までの長寿を神様に感謝し、今後の更なる長寿と健康を祈願します。 |
開運招福 | 障り多き運が開けるよう祈願します。 |
八方除け | 自分の生まれ星が、「八方ふさがり」に当たる年の災難を避けるよう祈ります。 |
星祭り | 毎年の九星方位で、自分の生まれ星の位置に注意が必要な年回り災難に遭わぬよう祈ります。 |
長寿報賽 | 還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿・卒寿・白寿など長寿に感謝して末永い健康を祈ります。 |
病気平癒 | 神の恵みと医薬の力により病気の快癒を祈願します。 |
健康祈願 | 体や心の病気無く健康に過ごす気力溢れる体力と精神力の保持回復を願います。 |
心願成就 | 心に願う想いが叶うよう祈願します。 |
必勝祈願 | 競技会、試合、選挙等の必勝を祈願します。 |
良縁祈願 | よりよい縁を戴けるよう祈ります。 |
旅行安全 | 交通の安全、旅の目的の達成を祈願します。 |
報賽 | 祈願成就の神徳に感謝御礼を申しあげます。 |
交通安全 | 交通規則に違う事無く心穏ひに事故無く 車両、人等の事故防止を祈願します。 |
商売繁盛 | 家業、社運の益々の向上を祈願します。 |
家内安全 | 一家の安泰、家族のご健康とご多幸をご祈願します。 |
方災除け | 地相・家相・方位・日柄等から来るあらゆる災いを除くご祈願をします。 |
印鑑清祓 | 新印鑑が往先災難なく使用することが出来るように祈ります。 |
新神棚祓 | 新調した神棚を清めて神札を納めます。 |
旧神棚お焚き上げ | 今まで住居、家族の健康と繁栄をお守り頂きました神棚に感謝し、お焚き上げします。 |
工事安全 | 工事の安全と社運の隆昌を祈願します。 |
職場安全 | 社員の健康と作業の安全を祈願します。 |
社運隆昌 | 社運の益々の向上を祈願します。 |
その他の御祈祷は、お電話にてご相談下さい。
お問い合わせは思金神社社務所 TEL:045-895-2411
出張祈祷
地鎮祭や上棟祭など、社殿ではできない祈祷をお受けしております。
玉串料は祈祷内容によって変わりますので、事前にご確認下さい。
安全祈願 | 作業安全、社業安全、工事安全など諸事の無事を祈ります。 |
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解体前祓 | 建物を解体するに先立ち、暑さ寒さ、雨露を凌いだ御礼と、解体工事の安全を祈願する御祭りです。 |
竈・井戸・厠・池の取り壊し埋設・伐木 | 火、水、土、木など、森羅万象、神の恵みに感謝します。 |
地鎮祭 | 家の新築工事や土木工事などの前に、土地の神様に工事に取りかかることを告げ安全を祈る祭りです。 |
上棟祭 | 建築工事が進み棟木を上げるときに家屋や工事をつかさどる神様に安全を祈願する祭りです。棟木に棟札を取り付けます。 |
入居前清祓 | 家が完成したとき工事の完成を感謝し、あるいは引っ越したり、マンションなどに入居する場合、前もって家の中をお祓いします。 |
神棚祓 | 新しく神棚を設けた場合、お札を納めて末永い守護を祈願します。 |
新年祈祷 | 新しき年、一年間の家内の安全や生業の繁栄を祈願します。 |
開店清祓 | 開店の奉告と店内を清め生業繁栄を祈願します。 |
建築方災除 | 家の改築、増築等をする場合、障りが出ないように神前で祈願します。 |
神葬祭 | 神道作法による葬儀です。 |
式年祭・霊祭 | 先祖の年毎のお祭りです。 |
獣魂祭(ペット葬儀・供養) | 私たちの心に豊かさを与えてくれたペットの葬儀や供養を行います。 |
その他の御祈祷は、お電話にてご相談下さい。
お問い合わせは思金神社社務所 TEL:045-895-2411
玉串奉奠とは
神社で正式参拝、御祈祷をお願いした際には、一般的に神前に玉串を捧げて神様を礼拝する作法を行います(玉串奉奠:たまぐしほうてん)。
玉串とは、神様が宿るとされる榊の小枝に、清らかなものを表わす紙垂を結んだもので、天岩戸の前に捧げた根付きの賢木を簡略化したものです。
玉串奉奠は、自分の玉(魂)を神様に捧げる儀式です。正式参拝やご祈祷、結婚式や地鎮祭の折、玉串を捧げて拝礼をします。
■ 玉串の捧げ方
1 | 神職から手渡された玉串の根本を、右手で上からつかみ、左手は葉の下に添えます。 | |
2 | 胸の高さに捧げ持ち、神前に進み、軽く一礼します。 | |
3 | 玉串を時計回りに回して根本を自分に向け、玉串を立てて願いを祈祷します。 | |
4 | 右手で玉串の中程をつかみ、玉串を時計回りに回して榊の根本を神前に向け、左手を添えて案の上(木机)にのせてお供えします。 | |
5 | 最後に一歩下がって二拝し、二拍手一礼します。 |